祖母のお葬式で、住職のお話が入ってこない話

祖母のお通夜での住職のお話、私には全然入ってこなかった。

101歳の祖母は大往生。

葬儀を出している父母や叔母は、75歳や80歳。


50代後半くらいの住職は、ざっくりこんなお話をされました。

『何歳になっても、親子は同じ。亡くなる方は、お子さんが例え80歳でも

子どもの頃のままで心配。お子さんの方も、幾つになっても

子どもの頃に甘えた親を思い出し、お互いに思い出は変わらない。

最近のことは思い出にならないのです。

親子は一生親子なので、親にいただいた命を死ぬまで感謝して大切に』

とのこと。


住職(?)は、すこし不慣れなご様子で、

失礼なのですが、お経もあまり読み慣れていなくて、

お話もすこし上滑りで、本当にわかって話しているのかな、

と疑問に。ちょっと、ひねくれて罰当たりですみません。


でも、数々のお葬式を見てきたけれど、

小さなホールで行う、ちょっと簡易的なスタッフだった様子。

それは、良しとして、問題はここから。


私が帰る際に、母は、大丈夫なの?としつこく

「心配」して気遣いを見せる様子をしてきます。

「タクシーを呼んだし、10分で帰れるのでご心配なく」

というと「別に心配じゃないけど(これが本音で構って欲しいだけ)」といい

「ほら、さっき住職行っていたけれど、親には一生子どもは心配なのよ」と

恩着せがましく言われました。

表面的な母は、何となくわかりやすい住職の話を早速利用してしたり顔。


「一生、子どもの頃の親と自分の関係は変わらない、

一生そのままの思い出です」ってことは、

一生、私は心配している世話をしているふりをしながら

私にぶら下がり依存し、盾にする母との関係も、思い出も変わらない。

あの時に感じていた恐怖が、一生の母との思い出なのだというのは

変わらない。


とりあえず祖母の安らかな顔に、「おばあちゃま、私、本を出してここで

この家系のハラスメントを止める役割だから、休んでるのに悪いけど、応援よろしくね。安らかにお眠りください。」

と囁いて、住職の思惑とは違う思いを抱いて帰りました。


祖母は、木村拓哉さんの写真集をお棺に入れてもらうそうです。

好きだった西城秀樹さんにも会えるでしょう。

おばあちゃま、脱ハラスメント世界、おめでとうございます。RIP

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