一歩踏み出すこと
いつもお正月の挨拶だけはと思って親に会いにいっていましたが、
毎回会うとそのあとの心身の揺り返しがひどくて後悔するので、
ある年から、自爆して連絡したくないと思いました。
素直に、自分に従って見ました。
それでも、TVなどで世の中の家族で楽しく集うのをみて、
罪悪感がざわつき始めました。
そして、迷いが生じました。
私は、我慢が足りないのか。もっと、相手に合わせるべきなのか。
今まで書いてきたことは間違っているのか。
でも、もし、他のラプンツェルに相談されたら、
私はなんて声をかけるだろうかと考えました。
好きにして見たらいい。
そんな事で悩まされること自体が普通じゃない。
毒親とは、そんな家族です、と伝えると思います。
この変なソワソワ、イライラは、
親のせいだとか、親に何かしてほしい、
親を責めているということではありません。
それまで、何年も自分の気持ちを捻じ曲げて
「親に屈する」「親の気にいるようにする」「いざこざを避ける」選択をしてきた、
そんな自分に腹が立ち、自分の感覚を信用できない、
という心の揺らぎです。
誰もが嫌なことを避けてばかりはいられないし、
嫌なことに向き合っている。
私は、逃げるだけなのかな。
これは次へのステップなのかな。
わからなくなりました。
だけど、大事な子どもたちと心穏やかに、
そして、自分の体がより健康でいられる選択をすればいいと思い、
自分を立て直す時間が必要だ、と感じて
実家から距離をとる決心をしました。
今、私は、人生で一番、心身ともに健康です。
この後は、またどうなるかわかりません。
でも、少なくとも以前より、地に足をつけて、
今を大切にしています。
自分で考えた道を自分で進む。
納得して進む道は、清々しく心地よいです。
その結果が失敗でも、成功でも、変化もなくても、
ただただ、前へ前へ進めばいいのだということを
知りました。
自分自身が、無知で非力で小さいものだと言うことを含めて、
自分を信じる心が育ってきた気がしています。
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