毒親への反抗は難しい(反社会性力とモラピの思考は同じ)
毒親や毒人のハラスメントは、反抗するのが
とても難しい。
経験のない人には、こんな風に思われます。
「反抗や抵抗をしないから、被害がひどくなる」
「嫌だと言えばいいのに」
ラプンツェルは、そんなことは、とっくにやってみて、
ダメだったから困っているのです。
ハラスメント思考の人には、わからせようと説得をするのはムリです。
場違いであっても、正論を並べて、自分を正当化します。
反抗すれば、謀反とみなされて、罰も与えられます。
よく両親とテレビをみていると、反社会勢力の犯罪のニュースに対して、
「信じられないわね。こんなひどいことするなんて、おかしいわ。」
「非常識だわ」
「いやあね、こんな人がいるなんて」
と反社会的な行為を毛嫌いして怒っていました。
もちろん反社会的な行為は問題なのでおっしゃる通りなのですが、
いつも何かが私の胸に引っかかっていました。
今になって見ると、私にとって、法律には触れない、表向き一見正しい、
目の前の"親"が、一番反社会的だと感じていたからだと思います。
こういう法律には触れない、自分本位な正しさをふりかざす人への反抗は、難しいです。
一度、家族の契りを交わしたら服従せざるを得ないこと、
上下関係で絶対服従であること、
気に入らないと脅されること、
行動範囲(縄張り)が定められていること、
反社会グループとモラピは、実は同じシステムです。
もしかすると、こういった組合ができた歴史的背景と、
社会における人間関係の構築は、
根深いところでつながっているのではないかと思います。
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